松村杯 観戦記

2006年10月8日(日) 天候:晴れ  会場:等々力運動広場
松村杯決勝トーナメント第3回戦   vs FC鷹

GK 松永
DF 佐々木・芹ケ野・柳
MF 金子・渡辺・横川・斎藤・山崎
FW 大津・江口
SUB 大沼・鈴木・片岡・中村・川崎・力安・岩佐・瀬貫

 今日は決勝トーナメント2戦目。相手は今日の第1試合でK3に快勝したFC鷹。
 実はFC鷹には2年前のかわしん杯決勝トーナメント1回戦で1−3で敗れている。
 その時のリベンジも含めてなんとしても勝ちたい試合。
 前の試合がPK戦までもつれこみ定刻を10分遅れてセリエのキックオフで試合開始。
 1戦目と多少メンバーを入れ替えR・Sをバックに置き、両サイドハーフにはS・YとD・Sを先発で起用した。試合開始前からかなり強い風が吹きプレーに影響することも懸念された。どちらにもボールがまだ落ち着かない開始3分、FC鷹がハーフライン付近で奪ったボールをゴール前に蹴りこんできた。多少風も影響したか、T・Yが頭を越されたボールに相手FWが鋭く反応し、右足で蹴りこみゴール!キーパーのA・Mが前にでてきたこともありH・Sの対応が若干遅れた。
 続く5分にはFC鷹がセリエゴール前でワンタッチプレーでパスをまわしシュートをうってきたがここはGKがキャッチ。ボールを早く回された時の対応がどうしても遅くなってしまう。
 10
分、セリエが左サイドでフリーキックのチャンス。A・Kが直接ゴールを狙ったが左にはずれる。12分にはR・Eが左サイドをドリブルで突破し、中央のT・Oにパスを通したが惜しくもオフサイド。相手DFのラインコントロールが早く、このあたりからオフサイドをとられるようになる。
 16
分、セリエベンチが早くも動き、T・Yに代えてT・Nを投入しそのままDFにはいる。
 17
分、今度はR・YからT・Oにパスがとおりゴール前で相手DFをかわしたがT・Oシュート打てず。このまま0−1で前半終了。
 相手に攻め込まれるような場面は少なく、ボールを奪えていたがシュートまで持ち込むことができなかった。この辺が課題か。
 
 メンバーの交替もなくFC鷹のキックオフで後半が始まった。
 後半4分、A・Kが右サイドからミドルシュート。GKが弾いたところをR・Yが詰めてシュートを打つも再度GKがブロック。そこをさらにR・Eがシュートを打ったが決まらない。点数が入らない時はこんなものか…。
 後半11分、S・Yに替えてY・Iを投入。R・Sを右サイドハーフに上げてY・IをDFにもってきた。より攻撃的な姿勢にでてきて得点を狙う。14分、A・Kが右サイドからミドルシュートを狙うがゴールの枠をはずれる。
 相手DFの裏のスペースを狙うようにベンチから指示がでていたが、そうはさせまいとFC鷹のDFも懸命に防ぐ。得点を入れたいがために前へ、前へとボールを運ぶがなかなかゴール前までいけない。
 結局、最後までFC鷹のゴールを割ることができず、主審の笛が鳴ってタイムアップ! 0−1で敗れベスト16で敗退してしまった。

 内容的にはセリエのサッカーができていたように思える。もう少しシュートの意識を高めることと、攻撃のオプションを増やすことが課題ではないだろうか?チャンスがありながら得点できなかったのは5年生時の新人戦、今年の春季大会と同じような展開だった。つくずく1点の重みを感じたことだろう。
 出場できなかった選手の個々のレベルアップをはかり、全体の層を厚くして1月の県大会で雪辱することを願っている。

セリエFC 0 (0−1/0−0) 1 FC鷹

平成18年10月11日 公開